ジメジメとした気候が続く梅雨時期…
蒸し暑く夜に目覚めてしまうことに悩まされている方もいるのではないでしょうか。
良質な睡眠を得るためには、寝つきがよく、途中で覚醒することの少ない、快適な睡眠環境が必要不可欠です。
今回は、快眠の為に大切な睡眠環境づくりの4つのポイントについてお伝えします!!
【睡眠環境づくりの4つのポイント】
◆室温
夏に寝具を使って眠るに場合には、室温26度、湿度50~60%が望ましく、
室温28度を超えると睡眠の質が低下します。
1年を通して室温16度~26度、湿度50~60%に保つことが良い眠りの為の条件です。
夏と冬では外気温が異なるので、
各シーズンに応じて寝具やエアコン、加湿器などをうまく利用して睡眠環境を調整しましょう。
◆部屋の明るさ(光)
睡眠と部屋の明るさには密接な関係があります。
夜になると分泌される、睡眠を促すホルモン「メラトニン」は、
照度が高い光を浴びると分泌が抑制されて脳が覚醒し、
スムーズな入眠を妨げるので、眠る1時間前からは強い光を浴びないようにしましょう。
また、色温度も大切で、入眠前は色温度が高い白色~青色の寒色系の明かりよりも、
色温度の低いオレンジ色に近い暖色系の明かりがオススメです。
明るすぎず、赤みを帯びたやわらかい光でリラックスしましょう。
眠る時に真っ暗が苦手な人は、間接照明を顔から離れたところに置いて調節するのがオススメです。
◆音
40デシベル(図書館内くらい)を超えると、睡眠に悪影響が現れます。
つまり寝室には、図書館並みの静けさが必要ということです。
壁にあるスイッチを操作する音もこのレベルですから、明かりを点けたり消したりするにも、注意が必要です。
部屋の外から大きな音がする場合には、カーテンを厚手のものにする
室内の電気器具の音がうるさい場合は静かなタイプに変えたり
家事をする時間帯をずらすなどの工夫をしましょう。
◆寝具
朝まで快適に眠るためには、寝具にもこだわりましょう。
マットレスや枕は体格や睡眠の悩みに合ったものを選び、掛布団は肌触りや軽さ、暖かさを意識しましょう。
さらに、吸湿性や放湿性に優れた寝具を選ぶことで、湿気を溜め込まずに良質な睡眠を得ることができます。
また、私服のTシャツやスウェットではなく、睡眠の質を高めてくれるパジャマを着用するようにしましょう。
パジャマは不必要な装飾や締め付けがなく、寝返りが打ちやすくなります。
まとめ
良質な睡眠を得るためには、睡眠環境を整えることがとても大切です。
暑さが増していよいよ寝つきの悪くなる夏場こそ、
ご紹介した4つのコツを参考に、ご自身に合った寝室づくりを目指してみてはいかがでしょうか。