静岡県内には、県で運営するものから個人の作品を所蔵したものまで、様々な美術館・博物館があります。
今回は、その中でも「駅から徒歩圏内」の美術館をご紹介。
【静岡県立美術館】
静岡市にある静岡県立美術館、ここには一定期間で入れ替えられる期間展示のほかに常設でロダン館(ロダン館公式ページ>>)があり、こちらは通年入館が可能です。
ロダンの「地獄の門」を国内で見られるのは、東京の国立西洋美術館(国立西洋美術館公式ページ>>)か静岡県立美術館だけ！
前庭も広く、国内彫刻家の作品が展示されている遊歩道がなかなかのロケーションなのです。
【佐野美術館】
刀剣・絵画・工芸・絵本原画など、広いジャンルの展示を行う佐野美術館(佐野美術館公式ページ>>)も、JR三島駅から徒歩圏内！
公式ページでは「JRから伊豆箱根鉄道線へ乗り換え」とありますが、JR三島駅からでも徒歩15分ほどで到着します。
令和5年10月末から日本刀刀職技術展覧会という「出来上がったもの」ではなく「出来上がるまで」の展示もあるという事なので、興味のある方はぜひ。
【静岡市美術館】
静岡市街地にある静岡市美術館(静岡市美術館公式ページ>>)は、街中に忽然と現れるので買い物ついでなどにふらっと立ち寄りやすい立地です。
比較的、近代作家の展示が多い印象。
展示のほかにワークショップの開催などもしており、こどもから大人まで”ものを作る”ことに触れられます。
【香りの博物館】
磐田市には変わり種、香りの博物館(香りの博物館公式ページ>>)も。
香水やお香など香りにまつわる展示をしていて、2023年5月現在は今年の大河ドラマに沿って「家康の遺香展」を開催中です。(現在の企画展はこちら>>)
香り診断や調香体験、香水瓶への絵付けなども可能。
JR豊田町駅から徒歩5分！
などなど。
今回は駅から徒歩圏内の館だけに絞りましたが、立地を加味しなければ染色技術で人間国宝に認定された芹沢銈介の作品展示のために建設された「芹沢銈介美術館」、おもちゃの町静岡の「ホビースクエア」、3つの美術館と1つの文学館で構成された「クレマチスの丘」など、様々な分野で「ここでしか見られない」美術館・博物館が運営されています。
歴史建造やおいしい物めぐりも良いけれど、旅先でゆっくりと目を肥やす……なんて休日はいかがですか？
